砂時計

德永英明( Hideaki Tokunaga ) 砂時計歌詞
1.砂時計

作詞:德永英明
作曲:德永英明

あと五分だけ待つよ
砂が流れ落ちるまでは
あなたはいつものように
言い譯を考えている

言葉詰まるあなたを
見ているのが怖くて
濡れない場所から雨を見ていた

もう步くね…ここからは
一人で步いてゆく
出會った頃の笑顏取り戾して
雨上がりの木漏れ日が
新しい靴に光を屆けてくれているから

砂時計になった
心はグルグル回って
凍りついた昨日は
するりとこぼれ落ちていた

眠るように息を
殺して待った夜が
空知らぬ雨に溶けて行く

もう步くね…ここからは
求めてばかりの愛に
自分を見失っていたの
やさしい朝のひかりが
窗染める前に夢でさよならを告げていた

待ち續けていた朝は
自分を信じていくこと
雲の切れ間に虹がさしている
新しい始まりは
少しだけ切なくただ暖かいだけではなかった

もう步くね…ここからは
一人で步いてゆく
出會った頃の笑顏取り戾してゆくね


2.翼はなくても

作曲:德永英明
作詞:德永英明

僕らには翼はなくても
あなたの場所なら知っている
夜空に輝く一番星でしょう
僕らをどんな日も見守ってくれている

心に降り注ぐ勇氣と愛の詩
僕らは步き出す
あなたと巡り逢うため

あなたに翼があるなら
僕らの場所まで飛んできて
思い出だけでは明日が創れない
あなたの笑顏に逢いたくて…逢いたくて

この手で抱きしめたあの日は風の中
空っぽの腕の中は
あなただけのもの

果てしない宙(そら)を超えいのちは巡るよ
月夜に抱かれてあなたを思った

今夜も輝いて翼はなくても
笑顏で見上げるよ
淚がこぼれないように

心に降り注ぐ勇氣と愛の詩
唄うよ…風になれ
あなたと巡り逢うため